走る窃盗犯とパトカー

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 パトカーが部屋の中央に停車した。  パトカーの中から刑事と思われる人物が現れて、俺に近づいてくる。 「警察だ。窃盗容疑で逮捕する」 「畜生! ここまでか……」  俺の手首に手錠がかけられた。俺はついに逮捕されてしまった。  後でわかった事だが、ここは刑務所内の居室だった。どうりで扉が開かないわけだ。
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