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世界の狭間で
「よく来たな。強くそして勇ましい者たちよ。」
本当によくやってきてくれた。
「私は人間共、そしてこの世界そのものを滅ぼさんとする魔族の王。無駄なことだが精々足掻いてみるといい!」
そう言うと勇者一向は各々身構え、するどい眼光で僕を睨みつける。
そうだ。それでいい。僕を憎め。
「さぁ!私を少しくらいは楽しませてくれ!」
これで…
これで君が望んだ世界が完成するよ。
ハル…。
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