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前シリーズの大まかなあらすじです。
空前のヒットを飛ばした『花冠の花咲く乙女』という乙女ーゲームに転生している事に気づいた佐伯琴子(享年16)は、ヒロインのアリスとしてこの世界で行きていくことを決意するが、この世界がループしている事を知ってしまう。
そのループから抜け出さない限りこのゲームが終わらない事に気づいたアリスは、早々に兄のノアと従者のキリを味方につけ、ノアの助言の元まずはゲームのメインストーリーを追うことにした。
ゲームに出てくるメインキャラクターやその周りの人物を次々にスカウトして数々の困難を乗り越えた先に待ち受けていたのは、ゲームには全く出てこなかったオピリアという危険な薬と女王、そして女王の後ろに居る教会の存在だった。
女王達はありとあらゆる手を使ってアリス達の邪魔をしてくるが、仲間たちと一つずつ攻略してついにゲームの最終決戦を迎える。
最終決戦で戦うのはアリスが生前想いを寄せていたシャルル・フォルス。
それまでは仲間として困難に共に立ち向かってきたが、最終決戦の為にシャルルを裏切ってどうにかメインストーリーを攻略したが、それはあくまでゲームのストーリーを攻略したに過ぎなかった。
『花冠の花咲く乙女』には、大きな秘密が隠されていたのだ。
その秘密を知ったアリスたちは真の敵、女王達を倒すためにもう一度仲間たちと手を取り合い、最後の戦争に挑む。
やがて長きに渡って続いていた女王と女王を操っていた教会の悪事を暴いたアリスたちは、無事にハッピーエンドを掴み取ったのだ。
幸せを掴み取ったアリス達。それから数年後――。
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