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「まだ観念しないの。オジさん?」 「誰がオジさんだ!! ふざけるな!!」 「ほらァ、ポチ。ライブリハが有るんだから、さっさと逮捕しちゃいなさいよ!!」  アイアイは俺の腕時計で時間を確認した。 「できるか!! 逮捕なんか。勝手なコトをほざいてないで証拠を出せよ!!」  いくらオレだって証拠がなければ、どうにもならない。 「えェ……!! 信じられない!!」  アイアイは不満げにプゥーッと膨れっツラをした。 「信じられないのは、こっちだ!!  いつまで学園祭もどきのお遊戯に付き合わせる気だ!!」  馬場一朗もカンカンだ。 「なによ。そんなに証拠が見たいの?」 「当たり前だろう!! どこの世界に証拠もなしに逮捕する刑事がいるんだ!!  逮捕状もなしに逮捕できるか!!」 「だって、特○刑事は証拠もなしに逮捕するじゃン!!」  減らずグチを叩いた。 「相○かッ!! だいたい証拠もなしに逮捕なんかしねえぇよ! どんなドラマだ?」 「わかったわよ。うるさいなァ……!!  だってェあの夜、遺書をここに置いたのは、いないのよ!!」  アイアイはパソコンのキーボードの上に一枚の用紙を乗せ、馬場一朗を指差した。 「ぬうゥ……、ウソをつけェ!! 何でそう断言できるんだ!!」
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