#15 バイト感覚で捜査するな!!

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#15 バイト感覚で捜査するな!!

「もちろんライブリハよ」 「なッなんだとォォ!!」  バカなのか。この子は。 「良いコト! アイドルは、いつだってカツカツなの。お給料がほとんどないのよ。  だからお嬢様以外は、何かしら副業しなくちゃならないの。  ぶっちゃけメイド喫茶やキャバ嬢したり、クラブでホステスとして働いたり、パパ活したり大変なのよ!  アイドル活動するのは」 「知るか! そんなヤバいコトを現役アイドルが、ぶっちゃけるな!!」 「だからアイアイもの捜査をしてお小銭を稼いでるの。  わかった!!」 「おバカか! なにが、つまらない殺人事件だ! そんなバイト感覚で殺人事件の捜査をするなァ!!」 「良いから早くライブ会場へ行くわよ!」  しかしこの阿井(アイ)アイはオレの苦情など耳を貸す気はないようだ。  無理やり運転手として、東京の地下ライブ会場へ急がせた。  こうして『人気作家殺人事件』は無事解決した。  だが、世間ではAI刑事 阿井(アイ)アイが事件解決に関与したコトは知られていない。      THE END
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