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マヒナが余計なことを考えているとキヨミネは快楽に向き合わせようと必死になる。布団のなかで一方的に与えられる快感に、すでにショーツは湿っている。潤みでてきた愛液を指先で掬いとり、敏感な秘芽の尖端にまぶしながら、キヨミネは彼女の乳首をちうちう吸う。
「……ぁっ、はぁっ」
「マヒナのここ、今年もたくさんイジめてあげるからね。俺の手でぷっくら膨らませて、弾けさせて」
「ン――ッ!」
「達ったね」
クリトリスだけで軽く絶頂に至った妻を労いながら、キヨミネは蜜口へ己の指を沈ませていく。
「っく……、キヨ、ミネさ……」
「狭いけど、ナカはふわふわだ。もっとかき混ぜて気持ちよくなろうね」
「ひ、ぁあん!」
ぬぷ、と指先が膣口に入り込む。人差し指となか指がマヒナの膣壁をくすぐるようにゆっさゆっさと撹拌していく。奥深くから絶えずあふれでる愛液とかき混ざる空気によって淫らな音が体内で響きつづける。考え事を霧散させる彼の手淫によって、マヒナの身体はできあがっていく。
「キヨミネさ……」
「なんだい? これじゃあ足りない?」
「っ、もっと」
「ちゃんとおねだりしてくれないと、あげないよ」
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