いきなり断罪

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いきなり断罪

目を覚ますと、見たこともない場所にいた。薄暗くて、カビ臭い。 「マリアンヌ・マルク」 マリアンヌ? 「ネーゼ国王殺害の罪、あの世で悔いるんだな。時間だ。」 「えっ!?」 自分が何処にいるのか、気がつかなければよかった。 そこが断頭台で、今私は首を落とされた。 私の人生はこれで終わった。 はずだった。 けど目を覚ますと、また見たことがない場所にいた。 「とても元気な……双子の女の子でございます。」と聞こえる。 子供を産んだのが私かと思ったのに…私は産まれた子だった…。
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