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居なくなるなら「一緒に居よう」なんて言わないで
「ずっと一緒に居ようね。」
そう誓った君はもう僕の傍にはいない。
寒さで冷えきった部屋がより孤独でいることを実感させる。
あんなに明るく暖かったはずの部屋。
今では何もかもがモノクロに見えてしまう。
玄関には鍵が2つ。
今でも見てしまうコルクボードの写真。
自分にはもう関係ないのに君のことを考えてしまう。
もう待っても来ないのに心のどこかで君の帰りを待っている。お揃いのネックレスをつけて鎖で繋がれた犬みたいにずっと待ってる。
でもきっと君は他の誰かと幸せに過ごしてる。
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