カニ雑炊

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 縦横無尽に私の中を舐め回す舌と対照的に、指先で敏感な芽をかすめるように撫でられる。   「あっ、やっ、だめ! そこ、だめっ! ああんッ」  脚が宙で跳ねる。中がきゅっと締まり、軽くイってしまった。  脚を下ろされてくったりしていると、進藤は枕元からゴムを取り出して付けた。  また膝裏を持たれると、さっきより折り畳まれる。 「夏希、見ろ」  力なく目線をやると、私の中にずぶぶと進藤のものが入っていくのが見えた。 「〜〜〜〜ッ」 (これは恥ずかしい。なに見せるのよ!)  そう思うのに、腹が立つことに、ヤツのものは気持ちよすぎて、キュンキュン締めつけてしまう。 「夏希、興奮してるのか?」  柴犬の顔で進藤がうれしそうに言う。 「そ、んなわけ、ないでしょ!」 「でも、動いてないのに、すごい中がうねってるぞ?」 (言わないでよ!)  自分でもわかるから、悔しいけど言い返せない。  くくっと笑った進藤がゆっくり引き抜いて、ズズッと戻す。それを繰り返され、痺れる気持ちよさを味わうとともに、卑猥な光景を見せつけられる。
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