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拭いたお皿を重ね、食器棚を見ると、空いている部分を見つけた。進藤がうなずく。
「これは?」
「その上」
言われた場所は、手を伸ばしてぎりぎりのところで、私が背伸びして入れようとしていたら、後ろから食器を奪われ、しまわれた。
それはいいんだけど、背中にぴったりと進藤がくっついたままだ。
「ありがと……?」
振り返ると、いきなり唇を塞がれた。
「んっ、んん!?」
(なにすんのよ!)
離れようとするけど、後頭部を押さえられ、舌を絡められ、身体はキッチン台と進藤に挟まれて、身動き取れない。しかも、右手はさわさわと胸を撫でてきた。
(進藤の病気がまた始まった……)
さっきもしたのに、もうムラムラが復活したのかしら?
くちゅくちゅと舌を擦り合わされて、胸の先端を摘まれると下腹部がずくんと疼く。
円を描くように私の身体を撫でながら下りてきた手がスカートの中に入ってきた。
パンツは洗濯中だから、なにも履いてなくて、直接ヤツの手が肌に触れる。
その感触を感じたのか、進藤がふっと笑った。
指先がすりすりと敏感な尖りをさする。
「ん、だめっ!」
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