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そのあと、私達は、誰も居ない屋上に行った。
そして…
「杏璃くん…!好きなんだ。ずっと、好きでいるつもりだった!けど、杏璃くんは…もう、私の事好きじゃないよね?それとも、好きでもないのに、付き合ってくれてたの?まぁ、どっちでもいいけど。」
と、少し長々と話をする。
そして、また…。
「だからさぁ、もうつまんないんだよねー...杏璃くんと一緒にいるのも付き合ってるのも…全部つまんないんだ。」
「あのね、言いたいことはたくさんあるんだけど…!もう、言わせてもらいます…!」
私は、最後に、頭を深く下げた。
「杏璃くん…!私と…」
「別れたいんだね?じゃあ、いいよ、俺からも言うわ。」
と、杏璃くんが急に私の声をさえぎった。
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