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「悪い。すぐ吐き出して」
その言葉と共に差し出されたティッシュの上に、俺は口の中のものを出した。
「……あ。飲んだ方が良かったでしょうか」
思わずそう聞くと、竜崎さんが「の、飲もうとなんてしなくていいから」と珍しく慌てたような顔をするから、何だか可愛く思えてしまった。
「……ていうか、そんな可愛いこと言われたら、堪んないんだけど」
え?と聞き返すより先に、その場にドサッと押し倒された。
竜崎さんの自身に視線を落とすと、確かにたった今達したばかりなのに、既にしっかりと熱を帯びている。
「……あんま見ないで」
「あ、すみません……」
「……啓人が可愛すぎるから、こうなっちまうんだよ。挿れていいか?」
俺がゆっくり頷くと、竜崎さんは手早くゴムを着けた自身を俺の入り口に充てがう。
そして……。
「あっ……!」
奥まで一気に入ってくる、竜崎さんのソレ。
更には最初から激しいペースで抜き差しされ、お互いの肌が強くぶつかる。
「あっ、あっ! 竜崎さんっ、はあぁ、激し……ッ!」
「啓人、啓人……っ」
「あぁあっ、累、さん……っ!」
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