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腰をしっかりと掴まれているので、その激しさから逃げ出したくても叶わない。
……いや。逃げ出したくなんてない。
もっと累さんが欲しい。もっとシてほしいーー。
「累さん……っ、もっと、もっと……!」
「啓人……っ!」
「はあ、あァ……っ」
累さんが好き。大好き。
就職して、オメガだからという理由で社内では嫌な思いをしたこともあったけど……
オメガだから、見付けられた幸せもある。
だから……俺、オメガで良かった。
「は、あ……っ、好き、累さん……好きっ」
「啓人……俺が一生、守っていく……」
「あ、はアん……っ」
一層強く最奥を突かれた瞬間、俺は絶頂を迎え、それに続くように竜崎さんも俺のナカで達したーー。
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