0人が本棚に入れています
本棚に追加
『胡蝶の夢』という話がある。
蝶になる夢を見た人物が起床し、現実に戻ったが、自分が蝶になる夢を見たのか、それとも蝶の夢こそが自分のいるこの世界なのか。
そんな内容だ。
自分は、夢を見るたびにこの話を思い出す。
夢の世界はどこか別の世界に生きる自分の人生を見ていて、その追体験をしている。そう信じて疑わない。
いつもなら、夢など所詮は夢で現実だとは思わない。
だが、今回見た夢はそうではなかった。明らかに現実を体験している体感で、そこが自分の生きる世界だと受け入れていた。
今でも、あの世界は自分が生きる本当の世界で、この世界こそ夢なのだ。そう強く考えている。
最初のコメントを投稿しよう!