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「からの夕飯」
憲一は、憲子を観察していた。。。。。
内心(何かが違うのか?? 何だろうな?)
豪憲「憲子。重いの貸せよ?」
憲子「あはははは。ありがとう。大丈夫だよ?」
豪憲「 無理すんな。 貸して」
亨「ジェントルマンじゃああん。。。」
伊都「鍋だけどな?熱いから気をつけろよ?」
今夜はおでん。。
清水「憲一さん。憲太郎さん。熱燗で良いですか?」
憲太郎「静ちゃん最高!!サンキュー。
気が利くなあ。。しかしだね!!君は!!」
憲太郎は、清水静水を一番気に入っている。笑
憲一「あ。俺は、熱燗要らない。。ビールで!」
妃香里「ハイ。。分かりました。」
憲一は、なんとなくなようでイマイチ分からなかった。。ピーンと来ない。。。
「いただきまああああああす!!」
妃香里「熱いから気をつけなさいよ?憲子」
豪憲 「熱いから、俺よそう? 憲子? 」
憲子「ありがとうございます。大丈夫!!
豪ちゃんのは私がやろうか? 笑笑笑」
亨「 なんだなんだ? どうしたあ?
数学タイムより仲いいなあ??笑笑」
憲子「懐かしい!! 亨ちゃん!!私達と同じ
一年生だよ?! 私、亨ちゃんに感謝!!
後で豪ちゃんとお礼を渡すね?」
豪憲「 僕もです!! 憲子と選んだんだよな?
めちゃくちゃ感謝です!!」
亨「ばか。。ガキが。。お礼とか。。やめろよ。」
内心(ヤバい。。。なんだろう。。泣きそう。。。)
亨は、普通に夜間の学生しながら、フロント企業の事務業務へ回る。。裏稼業からは完全に撤退。。
憲一の命令だった。。
ただ、数学タイムは続行。希望者が増えてゆく。
土日だけの数学タイムとなった。。。
妃香里も真紀も微笑んでいた。。。
憲一は、、、なんとなく、、、だが??
憲一「憲子!!俺によそってよ?」
憲子「どれでもいいの?」
憲一「はんぺん!!」
憲子「分かりました!! はい。どうぞ〜。
はんぺんだけでいいの?」
憲一「 大根と、蒟蒻ね。。」
憲子「はい。。どうぞ〜。お爺ちゃんは?」
憲太郎「大丈夫。自分でする。」
静水「親父さん。どうぞ!!」
お猪口に熱燗を注がれたタイミングが最高!!
憲太郎「お前は、ホントに出来る子だなあ。笑」
真紀「ありがとうね。静ちゃん。アタシやるから静ちゃんも食べて。しっかし。おでんに味が違うとか伊都ちゃん!あなた、センス抜群よ。」
憲子「伊都ちゃんは春から調理の学生だもんなあ、、カッコいいなあ。。凄いね!?」
伊都「思えば、憲子のおかげ。絶対、上手い
ケーキを食わしてやっからな?待っとけよ。笑」
土方 佐々「カッコいい!! 笑笑笑笑笑笑」
憲一はおでんを頬張りながら、憲子を観察。
妃香里「憲ちゃん!! 」
憲一「 ん? なんだよ? 」
妃香里「何かよそう?」
憲一「 卵と〜。厚揚げ!!サンキュー」
憲一はなんとなく、いや、やっぱり、分からなかった。。
憲太郎と憲一が本将棋を指している。
憲太郎「勘違いじゃないの?」
憲一「イヤ。俺だって信じたくないんです。」
パチンッ パチンッと駒を板に打つ音がする。
憲太郎「 憲子がああああ。。だめだめだめ
お前、よく、話せよ。。だめなものはだめ。早い。」
憲太郎は、憲一から桂馬をとる。。
憲一「うわあ。イテェ。。。 イヤ。俺だって、認めたく無いですよ。。ダメですよ。。」
憲一は、迷わず角行をとった。。
憲太郎「あ!! マズイ。。マズイよ。。。
王手!!」
憲一「いやいや。まだ、護ります。角行あるから。笑笑笑」
憲太郎「よし!角行、返せ。。笑笑笑笑
まあ、でも、少しは女のコらしくなるんじゃない? 王手!!」
憲一「。。。。。え!! どっちもやだあああ。」
憲一 残念すぎた。。 笑笑笑笑笑
四巻へ 続く。。
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