新たなる場所

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日進月歩 日々精進 例えばそれが牛歩でも、 目指す何かが出来たら、案外人は変わるもの。 伊都 「墨田組と桜庭会。きっと、始めは気持ちが落ちるはずだ。。 だけど、桜庭のやり方に慣れるしかないから。。  うちは、麻薬は絶対駄目。。それだけは守れよ。」 赤沼 「中学の時に仲間と学校の中庭で廻しでシンナー吸い込みすぎてラリって依頼やってません。。 煙草も気胸を起してやめました。 酒は、下戸だからなああ。。。」 伊都 「あはははははははははははははははは。。。 ドンマイドンマイ。。 我が家は、挨拶。口の聞き方。身だしなみ。 先ずは、それが最も重要だからな。。 僕を見て、兎に角、覚えて下さい。」 始めは、戸惑いまくる毎日だった。。。 全然違うから。。全く。。。 怒鳴られて、殴られていた日々もあった。。 依然の組では。。 確かに、憲一さんと二人で面接したとき、、 一発殴られて死ぬかと思った。怖かった。 暴力は付き纏うだろうと思った。。 だって、俺が選んだ世界はそうゆう世界。。。 そう信じていたから。。 中野伊都さんに指導されて、、、驚いたのは、、 「普通」だった。。 毎日が、普通に。。。 身だしなみ。挨拶。。 そして、伊都さんと共に仕事に就く。 殴られたり怒鳴られる事もない毎日がある。 伊都さんと行う仕事は、普通の集金回収をするだけ。まるで、営業さんのように。。 憲一さんは、スーツを俺に買い与えた。そして、靴も。 「身なりは大切なんだ。。馬鹿に出来ないぞ?」 正直、感動してしまう。。。 そこから、おれ。いや。僕は、、伊都さんの、背中を拝むように、毎日毎日一緒だった。。 彼が話す言葉も、普通。。しかし、、僕には、、 憧れさえ抱いたんだ。。。 アウトローワードがカッコヨク感じたのは、いつだったんだっけ? そんな風に思うようにさえなる。。。 ある日 伊都「 お!!今夜はキッチン独り占めだな?」 彼はキラキラ✨し始めた。。びっくり(・・;)    料理がめっちゃ美味いから〜〜〜〜〜!! 赤沼 「中野さん!!凄いですよ?!」 伊都 「史郎。。料理作るとボケないらしいぞ? つまりな。頭を使う訳さ? クリアになってさあ。。きっときっと世界は変わるはずだ。。たぶんな? 食えよ!」 炒飯だった。。。 赤沼「うめえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」 伊都「あはははははははははははははは 味を覚えろ。そして、今度は僕に作ってよ。」 レシピを中野さんに教わる。。。 しかし、、、なんだろう。。。難しい。。。 何度も何度も、チャレンジしたんだ。。 それこそ、何度も何度も。。 失敗しても、全て自分で食べたんだ。。。 火加減!! 玉子と飯入れるタイミング。。。 これだ!? そこに。。現れたのは、、、お嬢!! 憲子 「史郎君!いい匂い〜。。手伝いますか?」 しっかし、、可愛いのぉ。。。 いつの間にかに名前を呼ばれて、いつの間にかに、豪憲の彼女と理解していた。。 史郎 「いや!!僕がやるから、まあ、みてて?」 憲子は、楽しそうに眺めていた。。 そして。。。     完成♡♡♡ 史郎「食べてみる?」 ドキドキドキドキしながら聞いたんだ 憲子「お腹ペコペコ〜!!食べたい!!」 そこへ、、、豪憲が来た 「憲子!ズリー!!史郎君!!僕も食べたい!」 なんか、、、嬉しい😄 豪憲と憲子「 美味しい〜〜〜〜〜〜」 史郎「うそ!ウソウソウソウソ。まじ?」 憲子「あはははは。食べてみなよ?」 史郎は、一口たべた。。。   ヤバい!!!!? 「うめえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。。」 憲子 「伊都ちゃん、学校行ってるだけ有るよね。 寂しい。。。ここも、卒業かよ〜。。。」 史郎 大ショック!! 「え!! うそ!!」 豪憲 「パティシエの専門学生してるさあ。。」 史郎またまた大ショック!?
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