第一章 盗撮男はお仕置きよ!

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「今日朝駅で、エスカレーターに乗っていたら知らない男にスカートを触られて盗撮されたんです。」 あの後生徒会室に帰って来た芽依達は高校1年生の東有里沙(あずまありさ)の話を聞いていた。 「は、破廉恥ですわ!これだから男は、、、」 と咲希は叫んでいた。 「それから何かされた?」 咲希を押さえながら優は聞いた。 「そのあとやめて下さいって叫ぼうと思ったら、声を出したらネットに写真載せるって言われて、、ああ、もう、どうしたらいいのか、っぐすん。」 「辛いことを思い出させちゃってごめんね。」 と鼻を啜り始めた有里沙の肩を優しく抱きながら芽依は許せない、と思った。
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