9人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日の朝、芽依は颯馬と登校していた。
「そーいえば昨日の件鳳凰の生徒を狙ってやってるらしいよ。」
昨日の帰り、芽依はダンス部の友達に盗撮されたことがあるか、と聞くと有里沙が痴漢をされた駅で盗撮された子がいたり、そのことを聞いた事がある子が数名いた。噂によると鳳凰学園の生徒がターゲットになっているらしい。
颯馬は何かを考えているのか黙り込み、話し出した。
「芽依、明日スカート短くしてきて来い。それでその痴漢された場所のエスカレーターに乗れ。」
「嫌よ!痴漢される役じゃない!」
「でも囮になりそうなのはお前ぐらいだぜ。陽菜乃すぐぶん殴るし、咲希に耐えられると思うか?」
「無理無理無理!!きもいきもい!」
「じゃあ、東を助けられないぞ。それでといいのか?」
「それは嫌、、、」
「じゃあ、どうするんだ?」
有里沙に任せてと言ったためもう後に引けない、そう感じた芽依はしぶしぶ返事を芽依はした。
「分かったよ。やるよ。」
最初のコメントを投稿しよう!