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俺的には…父さんが決めてくれた
色の方が良いかなあ…
俺
アーダベルト・クレスティン
「俺は父さんに賛成かなあ…」
母さんは唇を尖らせた。
母さん
「えぇえ~んもう…しょうがないなあ
パパとベルちゃんが言うなら
ママも賛成するわっ
あ、そうだ!ベルちゃん!
髪の毛も切ってもらったら?」
俺は頷いた。
父さん
「そのhair colorは生まれつきだから
blackにしなくてもOKネ!
その紙にも…hair colorの事は書いてないし~!」
まあ、そうだな…黒染めして
髪の毛を痛めるのもイヤだし…
髪を切ってもらったら
色はこのままで行こうかな。
両親はなんだか機嫌がよくて
俺はいつもお世話になってる
理髪店に電話をかけ、成人式前日に予約をとった!
それから、母さんは夕飯を作り始めて
父さんも母さんを手伝い始めた。
俺はというと、食卓のイスに座って
スマホのニュースを見る…ん、速報が来てるな。
なになに…
【速報】
政府はこの謎のウィルスに
Dracula virus(ドラキュラウィルス)と名付けました。
初期症状
・喉の渇き
・血涙
・自我損失
このウィルスの感染者は吸血してくるそうで
血を求めての行動、とのことです。
現在、発生源である田舎町は封鎖されています。
しかし…そのウィルスを運ぶ
吸血コウモリにはご注意ください。
な、なんか…物騒だな…(汗
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