‡廃ビルにて‡

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フレイル・エディス 「お、男に言われても…別に…」 エディスはつまらなそうに 唇をとがらせてる。 俺 アーダベルト・クレスティン 「それはそうと 君達も逃げて来たらしいけど… ドラキュラウィルスの 適応者ってさ、何をされるんだ?」 ジュリアスはこちらに背中を向けて 奥の方にある、ボロソファーに腰かける。 DV-01 ジュリアス・カイザー 「ああ、ひどいもんだよ… 毎日…採血されて食事の時間には 生きた人間を部屋に連れてくる… あの人達の怯える顔を思い出すと 最悪な気持ちになる…」 アイーシャは微笑んでる。 DV-02 アイーシャ・フェイルム 「そうですかぁ?フフフ… 私は美味しくいただいてましたけどねぇ 怯える顔、最高じゃないですか~♪」 こいつ…危ない奴だな…(汗 俺 アーダベルト・クレスティン 「…」 俺は苦笑を浮かべていた… DV-01 ジュリアス・カイザー 「あいつら、僕らの血液を 何に使うつもりだったんだろうね…」 まさか、適応した患者の血液で 軍人の強化薬を使ったり… なんて、そんなわけないか。 本当にそんなことしたら 生物兵器とか出来ちゃいそうだし… まさか、防衛省の人間がそんな… フレイル・エディス 「やっぱ、あそこ…ヤバいところだよ! バイオテロでも起こすつもりなんじゃないかな?」 この知らない街が感染者だらけだったんだ 俺達が暮らしていた街も今頃 大変なことになってる気がする…
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