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‡翌日(朝)‡
……く……
ゆっくり目を開けると
隣にエディスが寝ていた!
俺
アーダベルト・クレスティン
「エディス!エディス…!」
俺はエディスの肩を揺する。
フレイル・エディス
「んぅう…あ、クレス!?」
俺たちはお互い弾かれるように離れ
ソファーから起き上がった!
服はちゃんと着ている…
俺
アーダベルト・クレスティン
「はあ、よかった…」
フレイル・エディス
「よくないよ…!だって、おれ…
掘られたんだぞッ…!?」
あ~、やっぱりか…
俺
アーダベルト・クレスティン
「それなら俺も同じだ
あいつら、ヤバい奴らだと思う…
そういや…姿が確認出来ないが。」
エディスは部屋を見回す…
フレイル・エディス
「そういえば、確かにいない…
外から日差しが差し込んでるから
朝だってのは分かるけど…」
何処からか視線を感じて
そちらに顔を向けると
赤く光る目が影のなかに浮かんだ!
「僕たちは日差しが苦手なのさ
だから、朝昼は動けない…」
この声は、ジュリアスか!
「だから、我々は夜になってから
移動するんです…闇に紛れて…」
こっちの声はアイーシャだな。
俺
アーダベルト・クレスティン
「そこから、出られないと言うわけか…」
赤い瞳は縦に揺れる…
フレイル・エディス
「マジかよ…」
だから、街に朝昼は感染者が
いなかったんだな、なるほど…
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