‡翌日(朝)‡

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俺 アーダベルト・クレスティン 「夜になってからで良いから 一緒に、その研究所に案内してくれ 帰るのは、その後で構わない。 ところで、その研究所は 君達とどういう関係なんだ?」 影の中の瞳がこちらに向けられた。 DV-01 ジュリアス・カイザー 「僕たちは、この先の街で無理矢理 あの施設に連れていかれた… つまり、この先の街は僕たちの故郷。 フェルムは僕の幼なじみで 彼もその街の出身… その外れにある研究所は、フェルムの おじいさんが所長として住んでるのさ。」 なるほど…つまり フェルムの祖父の研究所なのか… フレイル・エディス 「まだ、おまえらがどんな奴らか分からないけど… 悪い奴じゃないってのは分かるよ。 おまえらも、あの政府の野郎に そんな姿にされたんだもんね……」 影の中の2人が目を細めてる。 DV-02 アイーシャ・フェイルム 「私のお祖父さんは誰よりもはやく ワクチンの研究を始めました… きっと、半分は完成してるでしょう あとは貴殿方の協力が必要です。 夜になったら出発しましょう。」 俺達は頷いた! 俺 アーダベルト・クレスティン 「わかった!あ、そうだ… 俺達が持ってきた食料は?」 影の中の紅い瞳が瞬きした。 DV-01 ジュリアス・カイザー 「それなら、僕たちが保管してる… それも…夜になったら渡すよ。」 う~腹が減ってきたところなのに… 仕方ない、夜まで頑張ろう。
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