‡翌日(夜)‡

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少し遅れて、研究所の扉が開いた! 白衣の老人 「フェイルム!ジュリアス! 無事…では、なさそうじゃが… とにかく生きててよかった! さあ、中に!」 俺達は白衣の老人と目があう。 DV-01 ジュリアス・カイザー 「あ、彼たちは最高級の抗体を持つ人間だよ… 僕たちも見た目は変わってないけどお陰さまで 吸血衝動に襲われずに済んでるんだ。」 白衣の老人は頷く… 白衣の老人 「そうじゃったか…なるほど とにかく、お二人も中に入るんじゃ。」 俺達はうなずいて、ジュリアス達と一緒に 研究所にお邪魔させてもらった。 フレイル・エディス 「あ、地下へのこれ…エスカレーター?」 確かに、エスカレーターだ! 俺 アーダベルト・クレスティン 「すごいな…パンデミックで 電気はとっくに止まってるはずなのに…」 白衣の老人は微笑してる。 白衣の老人 「ほっほっほ…すごいじゃろ! この研究所は自己発電なんじゃ。」 ああ、それでか! DV-02 アイーシャ・フェイルム 「暗くて見えなかったと思いますけど… この研究所の屋根には ソーラーパネルがくっついてるんです。」 へえ… 白衣の老人 「地下にゆこう、ワクチンもそうじゃか… 特効薬もあと1歩で完成するんじゃ!」 おお!アイーシャが言ってた通りだな。
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