11人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
‡1週間後(成人式当日)‡
ついに、成人式当日が来た!
1週間なんて…あっという間だったなあ…
茶色と灰色、ツートーンの
バランスが良い着物と
それにあった袴をはいて、俺は
父さんと母さんに行ってきます!と言って家を出た。
母さん
「気をつけてね~!」
俺
アーダベルト・クレスティン
「うん!終わったらすぐ帰るよ~!」
父さんと母さんに手をふりつつ
招待状を片手に、成人式の会場である
帝国ホテルの大ホールにバスと電車で向かう。
帝国ホテルかあ~行ったことなかったから
ちょっと楽しみだな、料理とかうまいのかな?
そんなこと考えながら会場についた!
でっかく、成人式の看板が立てられてた。
みんな、派手な着物を着てる!
こっちはモヒカンまでカラフルだな…
俺の着物、もしかしなくても…地味なのか?
ま、まあ…いいや…知り合いとかいないし。
会場の大ホールの入り口に入って
招待状を警備の人に差し出す…
それにしても、警備…厳重すぎないか?
料理は運ばれてきてるから
もう、始まってはいるみたいだけど…
俺は料理を見に、もう少しホールの奥に入る。
しばらくして…全員そろったっぽい
ホールの出入り口が閉ざされた…
大ホールの舞台には政府の偉い人が立ってる。
内閣官房長官
「皆様、本日は我々が主催する
成人式にようこそおこしくださいました。
まずは、おめでとうございます。」
官房長官が一礼して、俺達も一礼した。
最初のコメントを投稿しよう!