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俺達は確かに、一瞬だけ変異していた…だが…
俺
アーダベルト・クレスティン
「…く…」
急に体の力が抜けてエディスと
背中合わせになりながら
お互いに支え合い床に座り込んでいた…
室内放送
「素晴らしい!最高級の抗体を
お持ちのようだな、2人とも!」
俺は部屋を見回して部屋が
鏡張りになってる事に、今気づく。
フレイル・エディス
「ってことは…い、いまの紫色の液体は…」
室内放送
「その通り、ドラキュラウィルスです…
彼らを…刻印室に案内しなさい。」
部屋のシャッターが開いて
また、武装した男達が出てきた!
ただでさえ、体力を消耗してるのに
俺達はまた…羽交い締めにされる!
俺
アーダベルト・クレスティン
「くそッ!はなせッ!」
暴れられるほどの力が残っていない
俺達はあっさり別室に運ばれた…
フレイル・エディス
「お、おれら…
どうなっちゃうんだろうね、クレス…」
俺はエディスに視線を向けて首を左右にふっている。
刻印室って、な、なにするところなんだ…(汗
押し込まれた部屋には熱された鉄がある…
そこにいた、ごっつい男達に羽交い締めにされて
う、腕に熱された鉄でローマ字と数字を…ッ
俺
アーダベルト・クレスティン
「アグァアアッ!」
あまりの激痛に暴れるが
がっちりと押さえつけられてるせいで
身動きがまた、とれなくなった…ッ
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