28話 憲一のきもち

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28話 憲一のきもち

結局。。。 妃香里はなんだかんだ憲一の部屋に行く 妃香里 「また、雰囲気がちょっと違うか?」 今までの部屋と違う照明。窓の向き。広さ。 ビンテージ風は変わらないけど。家具の位置で、 変わるもんだなあ。。と、そんな風に思っていた 憲一 「腹減らない?         」 妃香里 「食べてないの??       」 憲一 「食べたの?          」 妃香里 「 はじめちゃんとね。      」 憲一 「 食べていい?         」 妃香里 「当たり前だよ!! あたし。帰るぅ。」 憲一 「待って!! やだ!! 帰らないで!!」 妃香里 「 もお。。            」 憲一は、ダッシュで食べてやって来た。 妃香里は大爆笑。。。こうゆうところが。本当に可愛い♡ 妃香里は赦してしまうのだった。 「食べた気しないじゃん。。もぉ〜。笑笑」 憲一は「まだ、食べても許す?   」 「 うん。許す」 「じゃあ。側に居てぇ。。帰らないで。」 「 ははははは。分かったあ。分かったよ。」  ハヤシライスだった。       「 最近、秀樹達は来たの?    」 「 毎週火曜日木曜日位だな。    」 しかし、美味しそうに食べるなあ。感心する。 「片付けてくるな。何か飲む?    」 「 麦茶!お願いします。      」  「 はい。            」 憲一は、麦茶をコップに注いで2つ持って来た。 「 ありがとうございます     」 憲一は妃香里の隣に座るや否や妃香里の唇を噛むように奪う。何度も何度も。。 やがては舌を絡め合わせた。。 妃香里は憲一の身体を押し退けようとしたが。 妃香里の指に自分の指を絡ませてゆく。。。 「 逃げたってだああああああめ♡♡♡」 妃香里の唇を奪いながら軽く空気を入れ込んだ。 やがては妃香里を押し倒した憲一はそのまま。 妃香里と舌を交差して唇〜中を絡め合わせた。 憲一の潤むひとみ。 綺麗なお顔の妃香里のオデコ、瞼、頬、顔中を キスしまくる。 耳を愛撫して。。耳たぶを甘噛した。 それだけ。。。長アク長アク。。。堪能。。  妃香里は泣き出した。。おもいだしちゃった。。 「憲一。。チュウしないで。。もぅやめて。。。」 憲一 「 妃香里。。 俺をみて?ちゃんとみて?」 妃香里はゆっくり視線を合わせた。。 にっこりしている憲一がいた。。 妃香里は憲一の頬をつねる。。。 「 ムカつくのよ!!         」 憲一 「イテテテテテテ♡ 痛い 痛い。。 」 妃香里「 なんで、セックスぅ?   普通に、ビビったよ。マジで。リアルAVだよ? 憲一。あたし、普通な人。何処にでも居るから。普通に。普通なの。 あんなの見せつけたいなら、私は降りる。 彼女になんか到底なれない。 指輪返すね。 その方がいい!!」 眼から雫がポロポロ落ち始めた。。。 憲一「ごめんね。本当に、悪かった。マジで」 「 杏寿ちゃんで良いんじゃないの?    私には権利が無いよ。。 でも、別れる話はしたって良いよね。」 憲一「 妃香里はそれで本当に後悔しないの?」 「後悔ならしてる。憲一とやっぱり、付き合わなければ良かった。本当に後悔だ。      」 憲一「 他にできたか?          」 「      うん。 始まりそ      」 憲一「ぶっ壊しちゃおうかな。お前らの間を。」 「したら良いのよ 私は屈しない!    」 憲一「 妃香里を愛してるのは俺だよ   」 「愛してるのは杏寿ちゃんにしとけ?   」 憲一「俺の気持ちを妃香里がきめんな。       俺はお前を絶対離さないよ。    」 「私は憲一と誰かのセックスを見なければならない程強くないよ。」 憲一「 ごめん。アレは無いな。本当に。。。」 「憲一!どきなさい!アタシは帰るぅ。。。 」 憲一「今夜離したらお前は自由に飛び出すからだめ。 分からせないと。          」 「 なんで。心は自由よ。貴方なんかに渡さない!」 憲一「 大してシテない。。妃香里と間違えちゃったんだよ!! あのさ。。。、  あの。。 非常に。。言いづらくて 何ですが。。。 前日の夜に親父のまあ、誕生日会が有りまして しこたま呑んだ。久しぶりに。。 アイツを泊めたとか知らなくて。。 妃香里に 起こして欲しかった。。 で。。。 σ(゚∀゚ )オレ熱くて上だけ脱いで寝て。 妃香里が来たんだと思って。。。。。 些か     酒が残ってて。。。   杏寿がイタズラして、気がつくと、、、 妃香里じゃなくて。。。 ヤッたのかと云われたらヤッてない。。 が。素っ裸で潜り込むとかさあ。。 想定外で。。  マジでびっくりした。 σ(゚∀゚ )オレ ゴムしないとセックスしない。 子供は妃香里と作りたいから。 そこは俺絶対に決めてんだ。ゴム無しは妃香里だけ。間違いなくな。 そんな、俺がミスるなんてあり得ない。 妃香里に頼んだじゃんか?朝。。。 妃香里が素っ裸だと思ったからマジでテンション上がっちゃって。 そして、酔っぱらいで。 妃香里と呼んだら 杏寿にめちゃ引っ叩かれた。ふざけんなよな? あのクソアマは。。 まぁ。。流石に俺もね割と酒が残っていたから まぁ。。ムスコもそんな元気も無かったっちゃ。 無かった訳だけど。  まいった。。     」 「 本当の話なの? 嘘じゃない?   」 「妃香里。。子供つくるか? σ(゚∀゚ )オレ ほしい。妃香里との子供が。。      」 「イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ  マテマテマテマテマテマテマテマテ待て  規格外だよ〜。。          」 「σ(゚∀゚ )オレ 妃香里としかこの先、 絶対に子供は作らないからな!? 分かるか?」 「     ええええええ。。。      」 「 本当に心から愛してるのは妃香里だけだ。 泣くなよ。 俺が理由で。泣くな。。ごめんね」
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