24話妃香里のきもち

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お昼休みだった。 給食を、みんなで机の向きを変えて対面式になるように四人一組で食べた。 聡太「 しっかし。いつも思う。真実は、足速い。」 真実「 缶けり隠れんぼは?」     雨だからあ。。   無理だよ〜〜 私は、久しぶりに図書室で真実と本を読む事にした。 真実と歴史漫画をクイズしながら読んでいた。 同じクラスの香西紗穂と西山円香がやって来た 「真実 妃香里 あの転校生と憲一君は付きあってるんだって。 だから、あんなに仲が良いんだね。 納得した。  」   ショックです!! 弟と思っていたのに。 いつの間にお兄さんに。。 寂しい。。凄く。 円香 「 チュウしてたんだって♡ はぁ~~憲一君を好きだったのにぃ。。」     がーーーーーーーん。。 最早、弟は旅立ったんだ。独り立ち。。寂しい! 真実「 えええええ。家のママとパパは挨拶でチュウするよぉ。 」 円香「 夫婦はいいんだよ。 」 紗穂「 好き合わないとしないよぉ。     それがチュウ♡ 分かったか?真実。」 真実「 なるほどなあ。    」 私は、弟が居なくなっちゃって寂しいかった。 そして、憲一から離れないとね。 妃香里「 子離れしないとなあ。。。」 円香「 あはははははは。憲一君?      あははは。妃香里はお姉チャンだもん        ね?」 妃香里「 寂しいけど。凄く凄く寂しいよ。      けど、弟のために、我慢するう。」 私は、寂しい気持ちが実はヤキモチ何だって事が分からなかったんだ。胸の奥にフツフツとしたのは寂しいから。そう思ってた。。 憲一「 妃香里!! 消しゴム貸せよ?     妃香里!? 教科書かせよ? 」          え?  なんで? 妃香里 「 えええ。 杏寿ちゃんに借りな」 真実「 いい加減に妃香里をあてにするな。」 憲一「  妃香里!! 尖ってる鉛筆かせ!」        イライラしてきた。。。 妃香里 「 憲一! 来なさい!?    」 私は憲一を廊下に呼び出した。そして、憲一の 肩を掴んで話した。     「 憲一! 杏寿ちゃんに借りな? そして、私の所には来ちゃ行けません!?」 憲一「     なんで?       」 妃香里は弟を育てている気でいた。自立!! 「 彼女に悪いから!?  だからだめ! 杏寿ちゃんに時間割!!一緒に確認しなさい。 私は、断腸の思いで云うからね!!」 憲一は頭を傾げた。。。 妃香里は続ける 「兎に角、、、 杏寿ちゃんを大切に!! アタシ、二人が仲良しならそれでいいから!!」 憲一 「 難しいなあ。。。      」 妃香里「兎に角、何にも貸さないからね」 杏寿「こっちは困ってるんだから貸しなさいよ!    小さい女ね!?」 妃香里は びっくり(・・;) ええええええ 杏寿「 だから、美人はいや!性格ブス?!」 妃香里「 あ。。 ごめんなさい。。     」 杏寿「土下座しなよ。 謝罪はそうじゃねえ。」 真実「 はあああ? バカヤロー。何で 妃香里が土下座しなきゃなんねんだ?   忘れる方が間違いだろうが。バカヤロー。 妃香里! テメェ土下座なんかしやがったら ぷっくらすぞ!」 聡太 「何云ってんだよ!落ち着きなよ! 忘れたら貸してやるから。。それでいいだろう。」 杏寿「この、性格ブスが訳分かんねえ事抜かすからだよ。 口に気をつけろ?」 アタシ。。。   無理だよ〜〜〜
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