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かなり静かな日々だった。
私の奥底にあったソワソワするようなざわつくような気持ちの音が小さく埋もれて眠るみたいに。
聡太「 体育はドッチボールぅ。バンバン当てるぅ 妃香里!! 当てたらワリぃなあ」
妃香里「えええええ。 優しくしてよぉ。」
ドッチボール。。。割と激しいスポーツ。。
私は、憲一とは反対のチーム。。
ああ。早く。。ぶつかって外に出たいよぉ。
私は逃げまくったから。気がついたら、、、
私は、、、山田太良と残る。
太良「妃香里!!逃げまくれ!」
太良君は私を守るようにバンバンボールをとるけど、、、、なかなか。。当たらない。。。
憲一が上手いから。。。
憲一は私を狙わない。太良の足を狙う。。。
太良もめちゃ逃げるが。。当たったあ。。。
妃香里「無理だよ〜。。」
聡太「 妃香里と交換じゃだめ? 」
憲一「だめ!! 」
憲一は思いっきり私に当ててきた!?
滑って転んで。。。当たったあ。。まけたぁ。。
憲一「妃香里ぃ。 立て!! 」
聡太「容赦ないなあ。。 」
憲一「 いつだって、本気出したら面白い」
聡太「 だな?! 久しぶりにお前と遊んだ。
面白かったわ。確かにな。 」
そして、その日の帰り。私は自分の家につく前に憲一が呼び止めた。
「 妃香里ちゃん!! 待って!! 」
私は擦りむいた足を引きずるように帰った。
しかし、痛かったあ。(。>﹏<。)
「 何ですかあ? 」
憲一
「 痛そうだな。。 」
「 こっちに来ないで!! もうやだ!」
憲一
「 俺のせいじゃん? その傷。。 」
「 違う違う。 鈍臭いのが悪いからさ。
でも! もう、放って置いて!! 」
憲一
「 はいはい。 分かった分かった。。。 」
妃香里は怪我した脚を引きずるように歩いてゆく
憲一「 見せなさい!! 血ぃでたろ?」
妃香里は手を振り払う。
「 触らないで!! 」
憲一は妃香里を抱きしめた。
「 ムカつくから、、、イジメた。、。マジで
悪かった。。 本当。ごめんね。。 」
妃香里
「 痛いよ。。マジで。痛いわあ。。。
うわあああああああああああん。。。。
いたあああああああああああい。。。。」
憲一におんぶされて我が家に帰る。。
玄関前で洗って。
ずーっとずーっとずーっとずーっと泣く妃香里
正直、泣かした事が始めてな憲一。。
ええええええええええええええですよ~。
ずーっとずーっとずーっとなく妃香里。。。。。
憲一
「 ごめんね。妃香里ちゃん。。。」
泣き止まない。 妃香里。。。
妃香里「 。。して。。。」
シャックリあげながら、ギャン泣きして何を話してるかまるで分からない憲一。
憲一 「 なに? 」
妃香里 「 ギュッして? 」
憲一は妃香里を抱きしめた。。。
「ごめんなさい。。マジでごめんね。
ひかりちゃん。。」
妃香里は暫く泣き止まなかった。。
大変に後悔した憲一がいた。。。。。。めんどくせー
真紀
「あらあらあらあらあらあらあらあら。。
妃香里は泣くとやばい位に泣き止まないわよ?」
買い物袋を持って帰宅してきました。真紀さん
憲一
「 ん。。いま。それを、実感してるよ。」
真紀は、大爆笑だった。
漸く泣き止んだ。妃香里
「 まだ。いて 」
真紀は、杏寿ちゃんにとられて寂しい気持ちを持った娘の気持ちが分かった。
真紀「妃香里。我儘言わないの!! 」
妃香里「やだ!!アタシばっかり我慢してる!」
憲一「 あははははははは。居るよ。分かった」
真紀「久しぶりい。けんちゃんごはんは?」
妃香里「食べていって? 」
憲一「 分かったよ。食べてくね。 真紀さん。
いいの?」
真紀「よし!憲一と妃香里が大好きな
ハンバーグね♡。」
永い永い もどかしい何かがあったけど、
仲直りした日となった。
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