過保護幼馴染の甘辛い恋愛指南

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「いつの間に!なんで一緒にベット入ってんだよ!和人っ!!」 「なんで、って、崇彦がおねだりしてきたんだろ?」 「はぁあ!?」 「したんだよ。昨日、崇彦が泣き疲れて寝そうになってるとき『帰ってもいい?』って聞いたらイヤだって駄々こねて。仕方がないからずっとこうして一晩を過ごしたんじゃないか」  と、あくびをしながら言う和人は昨日と同じ制服のままだ。  昨晩の記憶を思い返してみる。 確かに俺は泣いてすげー泣いて泣き疲れるくらい泣いて……――って、和人が言っている事は半分しか当たっていない!「帰るな」とは言ったけど…… 「添い寝してほしい、なんて言ってないっ!」
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