100th week until

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 私が思いつく限りのデートっぽいデートは十分満喫できたから、割と満足はしてしまっているんだけど……この場合、どうするのが正解なんだろう?  私的には青瀬君と一緒に居られれば良いからノープランでもなんでも嬉しいんだけど、青瀬君はきちんとしてるから、ある程度の予定は立てたいかもしれない。  うーんと悩んでいると、青瀬君が口を開いた。 「良かったら、俺んち泊りに来ます?」 「えっ」  か、彼氏のお家なんて初めてだ! しかもお泊りですか!?   こ、ここここれはもしや、アダルトなお誘い的なアレなんでしょうか……? いや、もちろん嫌じゃないんですけども! 「いつもチェックアウトの時間とか気にして、ゆっくりできなかったでしょう? だから普通に家でまったりするのもありかなって」  一気に緊張した私とは裏腹に、青瀬君が邪心のない表情で微笑む。  ぬあ。なんだ、そういうことか。一人で先走っちゃって恥ずかしい。口に出さなくて良かった。 「う、うん、とてもよろしいかと思います……!」 「それに、先週はキスも出来なかったんで」 「ふえっ?」  素っ頓狂な声を上げてしまった私に、青瀬君がさも可笑しそうに口角を上げる。 「はは、期待してました? 分かりやす」  ずばり指摘されて、思わず頬っぺたが赤くなってしまった。  そんな私の顔を見て、また青瀬君が「マジで分かりやすすぎんだろ」と、声を上げて笑ったのだった。
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