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母ちゃんの宇宙人像？
僕と血の繋がった本物の母ちゃんは嘗て請う言った。
ー 空に浮かんでいる雲は、小さな小さな生物
たちが集まって出来ている塊だよ ー と。
テレビで科学者も ー 雲は小さな生物の集合体だ ー と言った。
ソンな事は、母ちゃんに言われなくても、宇宙生物学者が唱えなくても、
中学3年生に成って、クラスで成績２番を保持し続けて居る僕には、以前から理解している事だった。
だけど母ちゃんの言っている、雲の中の小さな生物とは、地球外生命体、所謂宇宙生物だった。
僕が憧れているクラスメイト プラス 幼なじみの百合ちゃんも、空に浮かぶ雲の中には、多くの小さな宇宙生物が潜んでいる、と言った。
そして、母ちゃんは富士山の麓に、今から凡そ1192万年前から、宇宙生物が秘密の空間で密かに暮らしていると言った。（母ちゃんが、ソウ言ったのは事実ですが、ソノ内容が事実かどうかは ？ です）
だから中学三年生の時の夏、自称美人で雑学王の母ちゃんと、本当に超美人で超頭脳の持ち主の百合ちゃんと、最近少しずつイケメンに生って、少しだけ頭が良くなって来た僕の三人は、富士山の麓へ、宇宙生物に遭いに向かった。
そこで三人が出遭ったのは、夢のような真実の空間と、悪夢のような現実世界だった。
その時、僕が一番驚いたのは、現実世界だった！
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