お客様です。

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「君、何か聞こえた?」 後ろから次男さんの声。 長男さんとは違うタイプのチャラい感じ。 ひぃ~ 真面目な顔を作りながら 「何かございましたか?お時間になりましたのでバスまでお願いします」 「ふーん、ありがとう」 横目で見られながら通りすぎていく。 聞いてたのバレた?バレてない? 後ろを歩きながらバスの前まで付いていく。 丁度時間だったのか、田辺さんが彼らを誘導してバスに乗った。 お辞儀をしながらお見送り。 普段以上に疲れた~ 皆が帰ってくるまでに、会場をセットしなければならない。さっそく準備にに取りかかる。 あぁ、帰ってきてほしくない…
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