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気がつけば、ベットの上だった。
俺はたいして経っていないと思っていたが、1ヶ月も意識が戻らず死にかけていたらしい。
それからだ。
透けている人、動物、何か解らないもの達が視えるようになったのは。
透けている者たちは、目が合うと寄ってきて話しかけてくる。
本人たちもどうして良いか分からない人が多い。
でも、濁っていたり、黒い霧を纏う者たちは、不思議と近寄ってこなかった。
まぁ、ヤバいやつなのは分かっているから良いんだが。
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