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春畑課長は、毎日、左右、違う靴下を履いてくる。
仕事が出来て、イケメンなのに、なぜか、とぼけている春畑課長……。
その春畑課長が、困った顔で言う。
「一条君、今日は、知事に会うのにどうしよう……」
「う~ん、コンビニで、靴下売ってましたっけ? 売ってたら、買ってきます」
「悪いね~、一条君。ははは」
全然、悪そうに思っていない春畑課長……。
今日は、その春畑課長と、外回りの仕事だ。
地域の特産物を置いている、観光センターに行く予定である。
「一条君、天気がいいから、歩いて行こう」
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