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「合宿練習」
バスケ部顧問 生川誠治先生
「え〜。明日から、丸２日！！只管に打ち込みましょう。 やりましょう。成し遂げましょうね。
合宿です。
練習試合は元より、普段限られたシュート練習を、只管やりますので。。
怪我の無いように頑張ろう！！」
鬼キツイ練習が始まる。。。
【我が家】
妃香里
「差し入れとか持って行きたいな？！」
豪憲
「え！！ めっちゃ嬉しい。いいの？笑笑」
妃香里
「保護者会とか有るならゆいなよ？ アタシ。
そうゆうのやりたいから。 笑笑笑笑笑」
妃香里はスポーツが好きであり。保護者協力とかになると俄然やる気を見せる。。
憲子
「練習試合見たい〜。。流石に、無理だよね。笑」
妃香里
「 大丈夫よ？！ 動画撮るから。。」
豪憲
「 ありがとう！！ 頑張る。。σ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚ」
真紀
「私も行くわ！！ 観てみたい〜。。」
こうして、保護者協力に参加する妃香里と真紀。
練習試合中に、真紀と妃香里は保護者協力者としてスポドリやレモン漬けを差し入れした。。
他の、保護者も数人来ていた。。
仲良しになる。。。保護者達。。。
掛け声も、張り切る保護者達。。
保護者①
「あの、1年生。凄いわね〜。。」
妃香里
「ほほほほほほ。ありがとうございます〜。。
息子があ。。頑張ってる〜。。きゃあああああああ。カッコいい♡♡♡」
保護者②
「豪憲君の？！ お母さま？！ 若いし〜。」
真紀
「ほほほほほほほほ♡。まあ。息子！！みたいな？ あははははははははは。。
頑張れ〜〜豪ちゃああああああん！！」
妃香里も真紀も、豪憲の頑張る姿にすっかりファンになってゆく。。
保護者の中でもちょっと鼻が高い。。妃香里と、真紀。。笑笑笑笑笑笑笑
この日、豪憲は、ワンゲーム２３得点をあげた。
妃香里 真紀
「豪憲！お疲れ様！！ 」
豪憲
「あははははははは。ありがとうございます。」
生川先生
「差し入れをありがとうございました。。」
保護者達と話す先生。。。
妃香里と真紀も最後まで残り手伝い、帰って行った。
合宿所にて。。
生川先生
「今回、２ゲーム通してそれぞれの課題が出来たはずだ。 振り返りながら何が足りないか？
明日の練習に生かそう！！
お疲れ様！」
1年生は全員でジャスト１０人。。＋マネージャー。。
1年生は食事の準備〜片付けを分担制で行うのが慣例だった。
豪憲は片付けを担当。。
いつの間にか、、、なぜか？相澤と二人だった。。
豪憲〔仕組まれた様な？気さえする。。〕
豪憲は皿を片付け、相澤はテーブルを拭いていた
豪憲
「よし！ 終わり〜。。 お疲れ様！！」
豪憲が食堂を出ようとした時だった。。
相澤「 豪君。。。話がしたいよ。。たまには？」
豪憲「 話し？ ナニソレ？ 」
相澤「 バスケの事や、これからだよ? 」
豪憲は、テーブルに座る。。
「 バスケ？ これから？ つまり？？？」
相澤
「 大学に行くよね？ 続けるよね？ 」
豪憲
「うん。 そうだな。。続けるよ。間違いなく」
相澤
「どうして、私達、別れたのかな？？
凄く凄く後悔してるんだよ。。アタシは。」
豪憲
「 。。。え？ は？ ナニソレ？ 」
相澤
「 凄く凄く後悔ばっかりだよ。。アタシ。。 」
豪憲
「 恭介に悪いと思わない？つーか、、付きあってねえの？ 」
相澤
「 続かなかった。。 やっぱり、駄目だった」
豪憲
「 えええええええええええええええええ。
で、、なんで？ なんで？ オレ？笑」
相澤
「だって、だってだって！！私だって、寂しかったの！！ 話していても上の空だし。。
あの頃の豪憲は、、キツカッタああ。。今なんて、、何よ！！ デレデレしちゃって、見っともない！！ 」
豪憲
「ええええ！！ ナニソレ！！どゆこと？」
相澤
「豪憲にはあの子じゃ無理よ！！似合わない！」
豪憲
「 可愛くて仕方がないからなあ。。。笑笑笑」
相澤
「豪憲の苦労なんか知らないでしょう？ 」
豪憲
「 今頃、何やってるのかなあ。。。 笑笑笑」
相澤
「 豪憲が実は手が早いとか、美人好きとか
知らないでしょう？ 要は上辺よ！上辺！！」
豪憲
「 相澤さんから見た俺がそれなんだろう？
より戻したとして、俺がそのままなら、また、
別れが来るよな？ きっと、他に求めるんじゃね？ 寂しく感じたんだろう？ キツく感じたんだろう？ それは今でも変わらないと思う。
だって、俺は何にも変わってないから。。」
相澤
「だから！ そこを、努力してよ？！
そうならないように変わらないと駄目じゃん！」
豪憲
「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ。 無いよ。
俺はこの先もきっと俺だよ？ 」
相澤
「アタシの事、本当は、好きなくせに？！
アタシはそう思うよ。。」
豪憲
「 諦める。。それは、、、変わらない。。
相澤さん。。 おやすみ。。。」
相澤
諦めないでよ。。。 ばか。。。
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