『海外に行ってしまう恋人を止めるために空港へ向かう際の最短経路』

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『海外に行ってしまう恋人を止めるために空港へ向かう際の最短経路』

 この本はタイトル通りなんですけども、交通に関するものですね。  ドラマとかで良くある、 『〇〇ちゃんが空港で待ってるんだぞ!お前、会いに行かなくていいのかよ!』 って親友に胸ぐら掴まれるシーンについて、現実的な側面から考えられている本です。  多くの事例が紹介されていたので、ここではその中の一例を取り上げたいと思います。  「もしあなたが夕方まで家に居て、そこにやって来た親友に説得された後、彼女を止めるために成田空港の国際線ターミナルへ向かう場合、夕陽をバックに友達のバイクに乗せてもらいながら、空港まで向かうことを夢想するのはおすすめしません」 「なぜなら夕暮れ時の首都高速は帰宅ラッシュのため、車両が団子状態になっているからです。彼女の乗る飛行機がその日の最終便ではない限り間に合わないでしょう」 「なので電車に乗って行きましょう。京成本線成田空港行きの車両に乗り、空港第2ビル駅で降りてください。都内からだと1時間以上かかるため、説得してくれた友人と一緒に行くと、話すネタが途中で無くなり、気まずくなります。一人で行くことをオススメします」 結論:夕暮れの中を友達のバイクで送ってもらうシーンとかありますが、あの時間帯の首都高は混んでるので、電車で行くのが最短で行けます。
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