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では、まず、例を考えてみます。
猫に餌をあげる場面を書くことにします。
【例文】
僕は猫に餌をあげた。
さすがに、これだけでは長編小説を書けるようになるとは思えません。どうにかして、猫に餌をあげる場面を六ページくらいにしたいものです。
では、どうすれば良いのでしょう?
まずは、猫に餌をあげる前と後に、登場人物がどのような行動をしていたか、または、どのような出来事があったのかを書くとページ数を増やせそうです。
例えば、登場人物はテレビを観ていたとします。そのテレビ番組の種類、内容などを書けば、さらに増やせます。そのテレビに出てくるタレントのウンチクを語ると言うのもありかもしれません。ここまで来ると無駄なもいいところかもしれませんが、そのタレントを後から出してみると、面白いかもしれません。
ほかには、友達と電話をしていたというのもありでしょう。会話文適当に書いて、途中で、「猫に餌をやってくる」と言って保留にしてから、餌をあげる。で、また電話に戻る。六ページもの電話の会話は、どうかとは思いますが、目的は最初の長編を完成させる! なのですから、気にしないようにしましょう。
また、餌をあげる前と後の猫の反応を書くというも良さそうです。
水増しテクニック1
・書きたい場面の前後に、登場人物などの行為を書く
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