夜明けの戌 ─ヨアケノイヌ─

それは、地を焦がす吠声(ウタ)──。

涼海 風羽|書籍化『雷音の機械兵』

ファンタジー 連載中
12分 (7,036文字)
争いの世で、神に言葉を捧げた少女と心を奪られた少年は、己の在処を求め続ける。戦国傾奇ファンタジー。

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あらすじ

 そこに、力があった。  地上に生きている者の何よりも強い力を、その存在は持っていた。  あまりに強大なその存在は、それそのものを”力”と呼ばれた。  力は、人々をよく助け、暮らしに富をもたらした

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