3.リアルが忙しい。

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3.リアルが忙しい。

小説を書きたいという気持ちがあっても、時間がなければそれは叶いません。良い小説を書ける人が、リアル世界で忙しくなったために、執筆から離れることはあまりに多いです。 私の職場はあまりに多忙で、新入社員の頃は、日が昇る前から日付が変わるまで働いた記憶があります。もしかしたら皆様の中にも仕事が忙しい、家事や育児が忙しい、などの理由で執筆をやめようという人がいるかもしれません。とんでもない職場で働いてきた私からのアドバイスですが、あまりに忙しければ、書けないものは書けません。 忙しい渦中にいるあなたは、きっと真面目な人でしょう。不真面目な人であれば、仕事もほどほどにして、小説を書く時間も取れるはずです。真面目だからこそ、仕事や家事に向き合い、小説を書く時間すらなくなってしまいます。しかし、私の経験談から言えば、リアル世界のそういった忙しい経験は、執筆においてすごく大事になってくると思います。そのため、無理に小説を書くことなんてせず、ひたむきに仕事や家事に取り組めば良いと思います。 そうは言っても、あまりに小説から離れてしまえば、再び筆を取ることも難しくなります。私が多忙な時に心がけていたことは、常に心のどこかに小説のことを考えておくことです。例えば、忙しい間も、上司から受けた理不尽な扱いを次の小説のネタにしようとか、子育ての失敗談をエッセイにしようとか、多忙な中で起こったことを小説のネタに結びつけておけば、全ての経験を小説に生かすことができます。 さらに、多忙であればあるほど、時間に余裕ができた時、驚くほどの集中力が出ることがあります。たっぷり時間がある人なら、いつでも小説は書けるや、と思うかもしれませんが、普段は多忙な人間は、ここぞという隙間時間で小説を書かなければと追い込まれるため、並外れた集中力を発揮するのです。振り返ってみると、まさに私がそうだったなと感じます。 忙しい人は、ある意味で他の人よりも多くの体験をできます。小説の執筆は、体験の多さがモノを言います。多忙な人こそ良い小説が書けると、私は確信しています。
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