【十一】失恋3枚のお札

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【十一】失恋3枚のお札

 昔々ある山の麓にお寺があった。  ある日お寺のエロ小坊主が、山へ栗拾いへ出かけようしました。   「山で危ない目にあったらこの札を使うんじゃよ」  お坊さんは三枚の御札を小坊主に渡しました。  夢中で栗を拾ったら、いつのまにか日が暮れました。  困っていると超絶美女現れ、泊めてくれる言います。  美女の言葉に甘えます。  けれど夜中に変な音で目を覚まします。  みると、美女は包丁を研いでいました。  実は美女は人間を捕まえて食べる恐ろしい山姥(やまんば)でした。  エロ小坊主は懐から御札を取り出し山姥に貼ります。    山姥は、超絶美女に変化しました。山姥はエロ小坊主の姿を見て言います。 「美女やったらなんでもいいんかーい!」 「いいよ!」 「バカが! 食っちまおう!」
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