【二】失恋一寸法師

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【二】失恋一寸法師

 むかーしのことじゃった。じいじとばあばが住んでました。お天道様に願いをしたある日、小さな子が産まれました。名を一寸法師と名づけました。  ある日一寸帽子は、都に行きたいと川を降り都へ。  そこで姫の遣いとして一緒に過ごす日々。  ある日、姫の護衛で山に入りました。  姫は赤鬼と青鬼に食べられそうになった時、一寸法師の力で倒し。  鬼たちに家宝の打出の小槌を貰いました。  打出の小槌を振った姫は、一寸法師を大きくしました。  大きくなった一寸法師を見た姫は言いました。 「えっ、そんなに不細工だったの? 嫌い!」 一寸法師は姫に振られて、泣いて里へ帰りましたとさ。
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