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「ねえねえ、やっぱり僕達も混ぜてよ。君達をみてたら楽しそうだよ」
「あ、君達が入った時のチーム分けは……、いや、もうチーム関係なくやるぞーーー!」
コグマ君の掛け声でチーム戦ではなくなり雪合戦は激しい乱戦になり、もう誰が誰に雪玉を投げているか分からなくなりました。
そしてみんな疲れ果て、雪合戦が終わると雪だるま君がみんなに言いました。
「じゃあ僕、帰るね」
「帰るってどこに帰るの?」
「雪に帰るんだよ、僕は雪から生まれたから。また遊べる日を楽しみにしているよ」
「うん、また遊ぼうね」
そう言って雪だるま君は雪の中に溶けていきました。コグマ君達は少し寂しいと思いながらもまた雪だるま君と遊べる日を楽しみに今日はもう寝ることにしました。
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