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2022年 3月1日
今日はいい事尽くしで、次から次へといい事が続きました。とはいっても、私にとってのいい事(嬉しい事)ですので、そんな大きな事ではなく地味な事なんですけどね。
つぶやきでも報告した通り、主人の事でいい事1つ。これはとても大きな嬉しい事でした。そして、帰りに寄った大型ショッピングモールイオンで買い物をしていた時の事。
いつもの大好きな本屋に立ち寄り、漫画コーナーで『キラン!』と惹かれるものはないかと全ての棚を回り、次に小説コーナーで『キラン!』を探す。
するとありました! 『キラン!』じゃなく『キラキラ~』と輝くばかりの小説。
私が敬愛する、村山 由佳さんの新作『まつらひ』という小説。
作者買いなので、即購入! !
帯には『祭とエロス 6つの秘密』と書かれ、読者の心をワクワクと躍らせる。だけどいつも私は、裏に書かれたあらすじを読まずに物語を読み始めます。物語を読み進めて、私の中で情景や登場人物が出来ていくのを楽しみたいからなのです。
私がこの村山 由佳さんの小説と出会ったのは『おいしいコーヒーのいれ方シリーズ』の1作目『キスまでの距離』でした。そこからデビュー作『天使の卵ーエンジェルス・エッグ』から買いあさり、全ての作品が私の本棚に並んでいます。
小説は好きでたまに読んではいましたが、時々難しい言葉や意味が理解出来ず、辞書を引きながら読んでいました。その度に物語の内容に入り込めない時がありました。
物語を読んでいる途中で、辞書で引かないと分からないような漢字や意味があると読んで想像していた場面まで消えてしまう。それが残念で仕方がなかったのですが、この『キスまでの距離』を読んだ時、登場人物やその時の情景が脳内で浮かび、途切れる事なくドラマのように進んでいく。
私にとってすごく読みやすく伝わる恋愛小説でした。そして初めて、活字の文章を読んでコーヒーの香りが甦り、コーヒーを飲みたくなって淹れに行った作品です。以来、このシリーズを読む時はコーヒーを淹れてから読むようになりました。
『おいしいコーヒーのいれ方シリーズ』は第1シーズン全10巻、第2シーズンは全9巻で完結を迎えました。実に開始から26年で完結。
第2シーズンの8巻目を出してから、7年の月日が流れ2020年6月に最終巻が販売されたんです。
その7年の間に他の作品を書かれていたのですが、この最終巻を書かなかったというより、書く事が出来なかったとあとがきに書かれています。そこには物語を生み出す作者の葛藤や苦しみ、想いがあり、かなり苦しんでいらっしゃったのだと分かりました。
今、私自身も物語を書くようになり、村山 由佳さんの気持ちがまだまだアリンコほどですが分かる気がします。
私もいつもどこまで悪役にするか、どこまでの事をさせるかなど考えています。私の恋愛小説は、読み終わったあと「ふっ」と微笑み、心が温かくなるようなそんな完結にしたいと思っています。
私自身、物語の中に入り込んでしまうので後味の悪い小説は苦手で、凹みます。好きな方にはいいでしょうが、私は自分の作品は明るく終わりたいと思っています。
そして、必ず完結させる。
敬愛する村山 由佳さんも苦しみながらも、7年の歳月を経てきちんと完結させてくれました。尊敬します。
小説でも漫画でも、物語の展開で読者からのバッシングを受け書けなくなった作者はたくさんいます。その後の物語を進める事が出来なくなったものも沢山あって、それが悪いという訳ではありません。
ただ、何も理由がなく、作者が飽きたから書かない、他が書きたくなったから途中で書かなくなるというのは、読んで下さっていた方を置き去りにするという事。きちんと完結させていくべきだと私は思います。
そうでなければ、読者の方にはずっと中途半端に残ったままですもんね。
そんな村山 由佳さんですが、純愛ラブストーリーからドロドロラブストーリーまで色んな物語を書かれています。ミステリーも書かれているし、エロもあり大人の恋愛物語は必見です。
興味のある方は本屋さんか、古本屋さんで探してみて下さい。
私は今、目の前にある新作を読もうかどうか悩んでいるところです。
読むと、執筆が……また時間が出来た時に読むか…。
あっ、村山 由佳さんの事を話過ぎて忘れてた。
3つ目のいい事、『富山コシヒカリ 10kg』通常税込み4298円が、税込み3110円だった! 安っ! って10kgを片手で持ち上げレジに走ったよ。我が家のエンゲル係数に貢献だよ~
4つ目のいい事、コロナワクチン3回目の接種予約が取れた。3月5日土曜日の夕方に打ちに行って来ます。もしかしたら、6日は発熱して起きれないかもしんないけど……今のうちに執筆しとかなければ。
そんな感じで1日いい事がいっぱいでした。
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