青の遊戯（ゆうぎ）

２０２２年 ３月１６日

久しぶりに来た読者様からの謎のコメント。謎といっても、おっしゃっている意味はちゃんと理解していますが、ちょっと引っ掛かったのです。

今連載中の『 恋とか愛とか 』に頂いた、ページコメント。

簡単に言えば、「会社内、たかだか恋愛で公私混同が激し過ぎる。この会社大丈夫か？」というもの。

ページコメントやスタンプはいつも嬉しいんですが、上記のようなコメントは書き手の私からすれば『？？？』でしかないんです。

物語に感情移入して叱咤激励してもらえるコメントはすごく嬉しいんですが、たまにこういったコメントを頂く時があります。

私の小説は基本『恋愛小説』です。タグで年の差、上司と部下、オフィスラブ……そう、オフィスラブとつけているのに、このコメントの意味が分からない。

ほとんどオフィスラブを書いている私ですが、公私混同と分かっていても時々出る嫉妬や隠れてイチャイチャがあるからこそ、オフィスラブはドキドキワクワクするんじゃないのかな？

この会社大丈夫？　って、仕事はもちろんきちんとこなしているけど、仕事の内容を事細かく書く必要はないと思っています。だって、恋愛小説だもの。

職場での恋愛模様に注目して物語を書いているんだもの。オフィスラブで、仕事の内容を書いていたら、読むの疲れるだけで、恋愛小説じゃなくなる。

このコメントを下さった方は、どう思ってコメントを残したのか？　不思議でなりません。

きつく厳しい言葉になりますが、私はバカ（たぶん…）じゃありません。色々と考え、自分の芯を持って伝えたい事があり、未熟ではありますが読者の方にドキドキワクワクと楽しんでもらいたいという思いで、設定などを考えて書いています。

医療関係や職種の事は色々調べて書いていますが、基本はフィクションの物語として読んで欲しいものです。読者の方が色々と妄想して下さるのは一向に構いません。寧ろ私にとってそれは嬉しい事です。

ですが中には、都合よくある部分だけ現実化して変な批判をする方がいる。「いや、物語だよ？」って思う事もしばしばです。

いつも私の作品を読んで下さっている読者の方は、こんな私の物語を広い心で見守るように読んで下さっている。時には主人公の気持ちになり悲しんでくれたり、喜んでくれたり、応援してくれたりして下さる。

まるで、私自身が応援されているようでとても嬉しいです。連載中の私を見つけて作品を読んで、作品を気に入って下さり、他の作品も読んで下さる方も増えました。すごく光栄で嬉しく、幸せな事です。

時々来る謎のコメントをする方は、大概の方が他の作者さんにも批判を繰り返している。もっと作者が何を書いているのか、何を伝えたいのか読み解いて欲しいものです。

国語の授業で習わなかった？　「作者は何を言いたいのか、何を伝えたいのか答えよ」ってテストに出なかった？　答えは、物語の中にあるんだよ。

もっと恋愛小説を楽しんで欲しいし、アラを探すんじゃなく、作者によって違う恋愛模様を楽しんで欲しいと思います。

私がこのエブリスタ内で恋愛小説を読んだのは、数えるほど。１人の作者さんは現在も楽しみに待ちながら拝読させて頂いています。あとは、エッセイ、現代ファンタジー、ミステリー、SFなど拝読しています。

私は私らしい恋愛小説を書くために、他の恋愛小説の作家さんの作品は読まないようにしています。だから、余計に進歩がないのかもしれませんが…。

深海　青の恋愛小説が好きだと言ってもらえるように、これからも頑張りたいと思います。

こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。