舐めるような視線に舐めまわされる①

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舐めるような視線に舐めまわされる①

生まれつき視線に過敏なことを教授に打ちあけたら、爪先も触ることなくぐちゃぐちゃに犯された。 が、もともと教授の部屋に、用もなく通っていたのが、視姦で処女を奪われても、足の運びの頻度は変わらず。 たまに鍵をかけて、二人で・・・。 そりゃあ、秘密厳守にしていたが、やはり影響があってか、だんだん彼女と気まずくなり、別れることに。 教授には話さなかったものを、なにもかもお見通しとばかり、彼女と別れたころ合いに、はじめてディナーに誘われた。 つれていかれたのは、高級料亭、その個室。 「くつろいでいただければ」と浴衣をすすめられ、教授に着つけてもらい。 こういう格式高いところには、今まで訪れたことがなく、緊張したとはいえ、教授がいつもと変わらず、気さくでおおらかでいてくれたから、それなりに食事はタノシク。  もちろん、丹精こめて丁寧に作られた日本料理に舌鼓をうつだけで済まず。 食事が済むと「さあ、隣の部屋へ行こうか」と。 とうとう教授の部屋以外、しかも、いかにもな雰囲気たっぷりある和室で・・・! 生唾を飲みこみ、肩を抱かれ促されるまま、ふすまを開けた隣室を覗いたところ。 思ってもみなく、そこは縦長の大広間。 中央にだけ行燈があり、それに囲まれるのは敷布団一つ。 布団からすこし離れて、ぐるりには暗がりに潜む、顔が見えない大勢の男たち。 つい一歩退いたのを、やんわりと受けとめ「ダイジョウブ」と笑いを含んで囁く教授。 「視線に過敏な体質で生まれてきたのは、天の恵みだと思わないかい? ふつうの性交では、せいぜい十人以下としか同時にできないが、きみは数えきれない視線の男に、一斉に、そして全身舐めまわされるように抱かれるのが可能だ。 きっと、この世できみしか味わうことができない、神の領域のような快感を得られるのだよ」 耳にかかる、熱っぽい吐息に「ん・・・」と声を噛みつつ、背中を押されたのに、おそるおそる中央の布団へと。 歩くうちにも、大勢の男の視線が値踏みをするように、体を舐めまわし、たまらず浴衣の襟と裾をたぐりよせる。 くすぐったくてたまらなく、早くも息を切らしつつ、といって、いきなり布団で大胆な格好はできずに、ちんまりと正座。 所在なくて、どうしようかと思ったが、さっきよりも視線が粘着質になって、暗がりから卑猥な囁きも。 「これはこれは、思ったより、若くてぴちぴちの愛らしい男の子ではないですか」 「未成年の男の子?ああ・・・汗を舐めてもオイシイ年ごろの瑞々しい体だな・・・」 「恥じらって、体を縮めているのも、またよい。狭い隙間から視線を滑らせイタズラしたくなる」 「じゃあ、わたしは襟から視線をもぐりこませ、胸をまさぐり、乳首をイジメようかな」 「ふふ、わたしは股間のほうを。閉じた太ももが開くよう、閉じこもったおちんちんをイジメましょう」 「かわいくオイシソウな男の子」とくすくすしながら、体中を隙間なく、視線を這わせてくる。 宣言どおり、襟から侵入して、乳首を探りあてようとしながら、もぞもぞ。 「はあう・・・!」と鳴いてしまって、ばれた弱点の耳が、十人ほどの視線でれろれろぴちゃぴちゃ。 「ひゃあ、あう、や、やあ・・・!」と頭をふって悶えれば、襟が開いていき、肩から落ちて、露わになった、ぷっくり乳首。 とたんに男どもが視線を集中させ、数えきれない舌でぬちゅぬちゅち、ちゅぱちゅぱ、ゅうちゅう、はむはむされる感覚に陥って。 「はあ、はん、はあう!あ、ああ、だ、だめえ、や、やあ、そんな、いっぺん、にい、みんな、や、やあ、あう、うふ、ん、こ、んな、と、溶け、ちゃう・・・!」 教授に視姦されたときも、そうだったが、自分の汗やヨダレがかかるだけでなく、乳首自らがじわあっと滲むような。 胸をそらし、上半身をくねらせているから、てらてらぷるぷるして。 「おお、なんと、聞いていた通りだ。男の子なのに、男に見られるだけで、お乳を漏らすみたいになるのだね」 「ああ・・・どうにも、たまらないではないか。 赤く腫れて濡れそぼって、多くの男の舌で嬲られるように震えてやまない・・・」 「視線で胸をかるくイタズラするだけで、しとどに乳首を湿らすのだから、この子のおちんちんは、そりゃあ、もうね・・・」 「ほら、ほら、みんな乳首を視線で愛ですぎると、イってしまうぞ。 若い男の子が、だらだらお漏らしをするさまと、元気よく射精するところを見たくないのか?」 視線で耳を舐める男たちが、はあはあ荒い息交じりの囁きでも追いつめて「は、ばか、やだあ・・・!」と太ももをもじもじ。 乳首の視線がすこし減り、股間のあたりを撫でだして「ねえ、ほら、開いて気もちよくなろうよ?」「おじさんたちに、若い子の生きのいいおちんちん見せて」とせがまれて。 「彼女のフェラとは比べものにならない、大量の口ににしゃぶられる快感を知りたくないのかい?」との教授の囁きがトドメとなり、正座を崩し「は、あ・・・あん、はあん」と震える胸を反って、ゆっくりと足を開いていく。 見なくても分かる、というか、直視できない。 先走りまみれのそこは、パンツが溶けかかっているだろうから。 浴衣を着るときに、教授に渡されたのだ。 「このパンツは濡れると溶けるのだよ」とにっこり。 まさか、パンツ溶けかけの股間を無数の男の目にさらすことになるなんて・・・! と恥じる間もなく、一瞬、まわりは息を飲んでから、はふはふ涎を垂らし我先に股間に顔を埋めるようにして。 それらの視線が津波のように、濡れた股にどっと押し寄せた。 ずぶじゃぶぐちゅぬちゃぶちゅう!と数知れぬ舐めるような視線が、パンツの残骸と先走りまみれの勃起にまとわりつき、とても抗えずに「ひゃああ、こんな、俺、おれえ、くう、ふああ、ああああー!」と射精。
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