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ワタクシの職場に来た新たな研修生。彼もまた10代の頃はJリーグのユースにいたような元アスリートで、以前に来たマッチョ君とは対照的な細身ガチ体型。
カラダ作りに毎日精を出すワタクシがそこにロックオンしないはずがない。
「エエ身体しとるなぁ。普段何食ってるの?」
カラダだけでなく、アタマもなかなか聡明な彼は質問の本当の意味を読み取って、最後にいい答えを教えてくれました。
「内臓脂肪を燃やすには酢がいいですよ。タンパク質はプロテイン、肉ならむね肉これ絶対」
そうか、食材を決めてしまえばカラダ作りも加速するということか。今の生活環境だったら好き勝手できるので、初めて本社勤務に感謝したかもしれません(仕事の内容ではないのだが)
「えーい、どうせオイラは単身身軽。献立決めるのも自由、米(炭水化物)は摂らないことにしよう」
職場のみんなで食事に行くときはヨシとして、プライベートでの食事については米食べるのをやめることにしました。強いていうなら朝は食パン食べるからそれが炭水化物でしょうか。でも、たまには食べてますけど。
教えの通り買って来たのはプロテイン。ドラッグストア行ったら色んな種類あるんですよね。ワタクシの目標とする体型はゴリマッチョではなく細マッチョ。となると選択肢は狭まり、選んだものは
ソイプロテイン
運動後に水代わりに溶かして摂取。時には市販の紙パックのものも飲んでみたり。結果プライベートでコーヒーをいれることが滅多になくなりました。
運動とリンクして食事内容で身体の変化はますます加速。
朝は食パン、飲むのは黒酢
昼は蒟蒻 もしくは春雨(復活)
運動終わればソイプロテイン
夜はむね肉レンジでチン
ストイックにこればかりか、というとそうでもなく。同じものばっかり食べてたら当然飽きるので、自分的に運動がんばった日にはアイスクリーム食べてみたり、夜にお酒をいただいたりもします。仕事が忙しくて運動できなかった時などは、食欲そのものが運動をした日ほどないので自然に食べる量も減ってます。
運動と同様、食事も意識はするけど無理しない。
この生活が定着して来たころ、ワタクシの体重はとうとう60kgを割り込み、上がり下がりの膠着状態を越えて、段々と定着していきました。
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