7 魔法の食材

1/2
前へ
/35ページ
次へ

7 魔法の食材

 前回の敗因を考えた。  どれも少し削るとトータルで腹が減る。だけど精神的負担が伴う。でも、それってどの方法をとってもストレスフリーなことはないのではないか?  そうだよね。ラクして痩せる方法があるんなら、こんだけ巷に出回るダイエットビジネスが成り立たない。ストイックにはならなくても、多少の我慢はやっぱり必要なのかもしれない。うん、そうだ。確かにそうだと自己納得。  では、どれも3割引作戦が長く続かないんなら、「結局3割引大作戦」ならどうだ?  失敗はしたけどひと月は持続した先の作戦。でも、全てを3割引にするからしんどいんですよ。  スーパーで割引シールついたものを探すのは大大大好きです。だけども、日々の生活すべての食べ物を3割引で買うのは難しい。だから、1日の摂取カロリーを3割引きにすればいいと考えると、これまでの計算で平均すると1日の摂取カロリーがだいたい、     2300〜2400kcal だったんです。だから普段から100くらいはオーバーしてるので、これが太る元でした。  これを3割削るとしたら、およそ     550〜650kcal の消費を削ればいいわけです。となると、およそ一食分です。   これの近似値がおよそ昼食一食分。これを抜いたらちょうどいいのでは?との仮説を立てたのです。  昔の平民だって、平安時代まで遡ったら貴族だって1日2食だったわけで、21世紀を生きる我々にできないはずがない!と思ったんです。 よーし、だったらいっちょやってみっかい!  思い立ったが吉日、何日続くか分からないけど続く限り実行することに。付き合いで職場の同僚らと昼食べに行く時は行くというユルい設定は無理なく続けるという意味で採用。 「まぁ、慣れたらコレが普通になるわ」 といざリスタート。するとどうでしょう、これもそれなりに効果が出てるのです。「昼は断食、ラマダンもどき大作戦」はおよそ半月続いたところで1kg減の効果が。  モスレムの皆さんはこれに加えて日中水も飲まないんですよ。できる、できる、できるはず。  ところが……
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加