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凄い凄い!
そう、声が聞こえた。
だけど、
過去とは違う今がある。
空虚なのか?
これも時過ぎた悪戯なのか?
何も要らない、
でも必要だからここへ来た。
今年の苺、
なかなか手に入らない……
今日は大晦日、
朝から世間は賑やかだ。
別にいいや……
そう独り言を残して、
苺の無人販売をあとにした。
風が美味しそうな朝だった、
またおいでよ!
空耳でそう聞こえた田んぼ道。
トウモロコシ畑は、
まだまだ出番が無い。
今のボクと、
重ねて通り過ぎる。
田舎の風は、
季節のボクを、
いつも満たしてくれる。
夏も冬も、
いつも美味しそうなんだ。
また、
心が空いたら必ず来るよ、
じゃあまたねー!
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