おんぷ的手紙詩

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おんぷ的手紙詩

言いたかったことがあるんだ 伝えたいことがあるんだ ちょっとだけつきあって、すぐ終わるから まずは、 私の言葉をたくさんたくさん 褒めてくれてありがとう 私と話してくれてありがとう すごく救われたよ だから、また会えたなら私の番だって思ったんだ 嫌なこときっとたくさんあって 私がいないうちに君は泣いて きっと 辛いこともあったんだろうな 泣きたい日だってたくさんあって それでもこっそり心殺して ごめんね そばに居られなくてごめんね いつも 本当 ありがとね 泣きたい逃げたいああ負けるって 消えたい死にたいもう嫌だって きっと 君は思ったのかもしれなくて ああ、でも この言葉を今 君が 読んでるってことは君は無事なんだよね、 よかった。 君は今もこの光を見つめて (もじ)を追いかけているんだね、 たぶん よかった。 君が生きて笑っているならいいんだ もう少し あと少し 待っててね 会いに来るよ そのときまで君を繋ぐための伝言板なんだ あのね、 泣いていい逃げていい負けていい もう嫌なら嫌になっていい 辛い時はそう言っていい 此処に居る時くらい我慢しなくていい、 でも 消えない死なないもう二度とって 消えずに死なずに生きているって 言って 約束だよ 最後に、 「おかえり」「行ってらっしゃい」「ありがとう」 「おやすみ」「おはよう」「また明日」 君に出会えてよかった 十五年前生まれてよかった 今日も昨日も明日も全部 幸せの花で埋めちゃおう 君が笑ってくれるように うん、これで言いたいことは全部言えた じゃあ、 おやすみなさい、良い夢を。
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