残念能力は日常の中で。*寒くない能力*

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俺にはちょっとした超能力がある。 寒くない能力 名前は付けない。 決して付けない。 在るとも知れない神様からギフトされたものにしては、何だか少し残念な能力であるから単純に恥ずかしい。 他人にも言わない、寧ろ隠したいのだ。 ハズレ能力、残念能力。 俺の超能力。 寒くない能力 それは如何なる場所においても、寒さを感じないという、ただそれだけのもの。
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